前回の更新から時間がたってますが、少しずつまた更新していけたらなと思っております。
テレビ観戦できた横浜高校と浦和学院高校の春季関東大会2回戦の振り返りです!先攻浦和学院高校、後攻横浜高校で試合が行われました。横浜高校の先発は選抜でも活躍した織田選手(背番号10)対する浦和学院の先発は伊藤投手(背番号11)。両チームともエースが登板していないですが、夏大会本番へ向けて強豪校相手に現在のチーム状況でどれだけ通用するのか確認している印象でした。
横浜高校推しなので横浜高校への評価が多い点ご了承いただければと思います。横浜高校先発の織田投手は前回の春季神奈川大会決勝の東海大相模戦以来の登板です。神奈川決勝では序盤に連打を浴び、ノックアウトされました。雪辱のマウンドであり、夏へ向けた現在の状態を確認する良い機会だったかと思われます。
以下に各イニングの詳細を記載していきます。選手名に関しまして敬称略で記載させていただきます。
1回表
1番玉木 レフトフライ
2番西田 ショートゴロ
3番垣内 セカンドゴロ
織田投手150㎞を計測ストレートに力があり、ストライクゾーン付近に投げていた。変化球もストライクゾーンに集まっていた浦和学院1、2、3番を打ち取り、3者凡退1番打者のストレートを打ったレフトフライはフェンス近くまで飛んだ大きな当たりだった。
1回裏
1番奥村凌 四球
2番小野 レフト前ポテンヒット
3番江坂 三塁送りバント
4番為永 ショートゴロ(打点1) 内野の守備定位置
5番池田 ファーストゴロ 投手へトス
先頭打者の四球をきっちり得点に繋げ、幸先良く横浜高校が先制に成功。
2回表
4番藤井 キャッチャーフライ
5番鈴木 レフトフライ
6番林田 レフトフライ
織田投手、変化球特にカーブでカウントを稼ぎ、ストレートはボールゾーンへ上手く投球している印象。1回同様ストレートの威力十分でレフト野中のスライディングキャッチの好プレーで三者凡退。
2回裏
6番今村 センターフライ
7番駒橋 右中間方向ライト前ヒット
8番野中 鋭い当たりのセカンドゴロ併殺打
3回表
7番落合 ファーストゴロ
8番伊藤 ショートゴロエラー
9番石田 ショートゴロ併殺打
織田投手、速いストレートが甘く入らず、きわどいところへ投げていた。変化球でカウントが整えられることで浦学打線が速いストレートに差し込まれ、狙い玉を絞りきれず、凡打が多い印象。センバツで好プレー連発した池田選手がバウンドが合わずまさかのエラー、それでも次打者のショートゴロは落ち着いて捕球し、トスは低かったが、セカンド奥村凌がカバーして見事併殺完成。センバツ後遠征等ありながら、疲労が溜まってても守備力の高さは圧巻でした。
3回裏
9番織田 高めボール球での空振り三振
1番奥村凌 高めボール球かぶせるようにうまく打つがセカンドゴロ
2番小野 変化球を打ち、センター前
3番江坂 ストレート打ち、センターフライ
4回表
1番玉木 セカンドゴロ
2番西田 サードゴロ
3番垣内 センター前ヒット
4番藤井 レフト前ヒット
5番鈴木 ピッチャーゴロ
チェンジアップが甘めになったところを好球必打、甘いボールは逃さない強豪校らしい打撃でした。為永ファインプレー、ファースト小野のカバーも素晴らしい。
4回裏
4番為永 センター前ヒット 捕手からのファースト牽制球が逸れ、二塁へ
5番池田 投手前送りバント 投手3塁へ送球、為永をアウトに 池田牽制球タッチアウト
6番今村 走り打ちサードゴロヒット
7番駒橋 今村2塁盗塁アウト
5回表
6番林田 ショート後方フライ
7番落合 セカンド後方フライ
8番代打吉田 初球打ち、セカンドゴロ
5回裏 投手岡部へ交代(背番号1)
7番駒橋 サードゴロ
8番野中 ファーストゴロ
9番織田 四球
1番奥村 織田二塁へ盗塁 四球
2番小野 見逃し三振
岡部投手、テイクバックが小さく、足を挙げるタイミングを変えたりして、打者のタイミングを外す投球をしていた
6回表
9番石田 サードフライ
1番玉木 センターフライ
2番西田 ショートゴロ
6回裏
3番江坂 死球
4番為永 送りバント空振り→江坂飛び出し、牽制球でタッチアウト、スライダーボール球を空振り三振
5番池田 セカンドゴロ
7回表
3番垣内 四球
4番藤井 サードライナー エンドランで一塁ランナー飛び出し、一塁へ送球し併殺完成
5番岡部 セカンドゴロ
7回裏
6番今村 ショートゴロ
7番駒橋 セカンドフライ
8番野中 見逃し三振
8回表
6番林田 レフト前ヒット 代走服部
7番落合 投手前送りバント
8番吉田 空振り三振
9番代打川原 左中間タイムリー3塁打
1番玉木 カウント1-1で投手交代(織田→片山)織田がレフトへ行き、野中ベンチへ、スライダーボール球 空振り三振
8回裏
9番織田 空振り三振
1番奥村凌 レフト前ヒット
2番小野 エンドラン空振り、2塁送球を捕球できずに奥村凌盗塁成功
レフト前に落ちるタイムリーヒット
3番江坂 捕手前送りバント
4番代打奥村頼 サード強襲のタイムリー二塁打 代走阿部駿
5番池田 四球
6番今村 セカンドゴロ
小野の打席でのエンドランの際にショートが先にタッチを意識していた印象の失策。結果論ではありますが、その後得点に繋がってしまったため、悔やまれる失策でした。
9回表 投手交代片山→織田
2番西田 ショートゴロ
3番垣内 ライトへのソロホームラン
4番藤井 右中間への二塁打 代走大宮
5番代打佐藤 カウント1ボール2ストライクで投手交代(織田→山脇)チェンジアップで見逃し三振
6番豊岡 カウント1ボール1ストライクで投手交代(山脇→池田)ライト線のライトライナー 今村スライディングキャッチでの好プレー
ゲームセット
最終スコア:浦和学院2-3横浜
今回の大会は3回裏、7回裏終了時に給水タイムが導入されており、選手の負担軽減への対策が講じられていました。試合の中で間が強制的に作られるので、試合の流れを維持し続けるのは中々難しくなるのかなという印象を持ちました。
試合に関していうと両校ともにエラーが出ながらも、要所はしっかりと守備をしていた印象。横浜高校はエースで打撃の要の奥村(頼)、阿部(葉)が不在ながらもヒットを重ねて得点を挙げていました。これは夏に向けて自信に繋がる勝利だったのではないでしょうか。先ほどの二人が万全な状態で戻ってきた際にセンバツとは違った更に力強いチームになっていることを期待しております。
今回の記事はこのくらいにしておこうかと思います。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
次の記事はなるべく間隔を開けずに引き続き春季関東大会の試合の感想を書いていく予定です!
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